☆下穿きとしてのパンティ
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日本人に下着としてのパンツ(現在の男女の下穿きの通称)を着用することが一般化したのは、主に女性において昭和7年の白木屋火災に著名のように、このころからだとされているが、当協会ではパンティにスポットをあてる目的で、女性用下穿きについてのみ考察したい。 この白木屋火災については「女性に警鐘・生死を分けた下ばきの有無」と題する新聞記事あり「女性たちがズロースを穿いていなかったために、下からあおられる風に裾がまくれるのを気にして云々」火災現場の救助活動も羞恥心にかなわず、といった内容は、現代ではかなりな拡大解釈だとされている。 ここで注目したいのは当時の女性用の下穿きの名称、ズロースである。 ズロース(英語: drawers )とは下着の一種(Wikipedia) ⇒ クリック(画像グンゼ様) 比較的ルーズフィットで横サイドが長めであり、穿き込みが非常に深いものを指し、フイット性が高く横サイドが短めであるパンティと区別される。 上記のようにズロースは大きめで体を柔らかく包み、パンティは体にピッチリとフィットする。 パンティ(英語: panties )(Wikipedia) ⇒ クリック(画像チャミ・クラブ様) イギリス英語ではニッカーズ(knickers)と呼ばれる。 日本でも1990年代の前半頃までは普通に「パンティー」と呼称されていたが、下着業界が販売戦略のため「ショーツ」という言葉を普及させ、近年は特に若年層の女性の会話などにおいては「ショーツ」または「パンツ」という呼称が一般的になっており、口語において「パンティー」という語が使用されることは比較的少ない。 言葉としてのパンティには、このような経緯、変遷があり、また形状としてのパンティは上記のようにより短く、そして面積がより少なく変化してきた。この短く面積狭く、体に非常にフィットする、という部分に、男性は女性用下穿きとしての意味を超えた魅力を感じるのである。 またパンティという言葉そのものにも女性専用の意味があることから、女性の聖域たる、最も女性らしい部分に密着し、それを包むものであるゆえに、男性は禁断の世界に立ち入りたくなるのである。隠しているようで見せつける要素はイヴのイチヂクの葉と同義かとも考えられる。 |
☆フェティシズムについて |
下着フェティシズム:着用する場合(Wikipedia) 異性愛者であるにも関わらず、異性の下着を着用することで性的興奮を得て、他の性行為に興味を示さない、あるいは著しく関心が低い傾向をさす。 下着フェティシズム:着用させる場合(Wikipedia) 性行為において相手に下着を着用させて行為に及ぶことが非常に多く、裸での性行為に興味を示さない、あるいは著しく関心が低い傾向をさす。 ほか多岐に分類されるが、ここでは着用ということに注目したい。 当協会が標榜する男性がパンティを着用することの嗜好だが、上記「着用する場合」の例に寄っていると言えるだろう。 歴史的な背景、類例として、江戸時代、大金持ちの旦那衆が贔屓の女郎の腰巻を譲り受け、宗匠頭巾に仕立てて被って歩いた(キブンなど)。少し飛んで昭和初期には、永井荷風のように、大量の女性下着を所持していて警官に見咎められる(墨東綺譚)など、かつてから女性の下半身を覆う下穿きに強い執着を示す男性がいた例が見られる。 また平成においては漫画「まぼろしパンティ」(永井豪/パンティ・フェチ作品多数)や 漫画「変態仮面」(あんど慶周/近年実写版映画公開)など、青少年向きの作品にも 下着フェチは一般的に登場している。 |
☆男もパンティについて |
近年、女性と男性の性の混同化(同一化ではない)が見受けられ、草食男子なる言葉も登場した。女ふんどし男ブラなど、その力関係の逆転を思わせるような文化風俗の反転も見られる。 嗜好としての「男もパンティ」は男性が女性専用の下穿きであるパンティを、日常的に身に着け生活するものである。当協会では、あくまでも嗜好としての記述、画像などを展開してゆくが、パンティを生活のための用品そのものとしている男性もいる。またそのような男性は女装癖とは異なるものの、概上着類も女性用を着ける場合が多いが、この類例の男性を当協会は受容するものである。さらにホモおよびバイ・セクシャルの傾向にある男性において、またニューハーフ、女装娘においてのパンティ着用は、当協会の趣旨と一線を画すものであるが、当協会はこれも受容する。 |
☆女のパンティ露出について(2017/07/21追則) |
このところのスマートフォンやタブレットの発達で、一般社会へのインターネットの劇的な浸透に より、これまで恥ずべきこと、隠しておかなければならない性向とされてきた女性による性の謳歌、とくに自撮りなどの影響で、自己の露出画像をネットに公開する女性が増加傾向にある。 当協会では、あくまでも嗜好として「自撮り露出公開」の記述、画像などを展開してゆくが、パンティをメインテーマとした当協会では、フルヌードより、小さな布切れ1枚で隠された隠微な、いわゆるフェチな画像や記述を受容する。またそのような女性は概して夫、パートナーなどとの共同作業としての露出を行う場合が多いが、この類例を当協会は受容するものである。さらにレズおよびバイ・セクシャルの傾向にある女性においてのパンティ着用は、当協会の趣旨と一線を画すものであるが、当協会はこれも受容する。 |
当協会「日本男子パンティ愛好家協会」(略称:DP協会)は2013年、本拠地を米国Arizona 州 Scottsdaleにおいて創設した。当協会は、これらの嗜好を保護助勢し、購入のための調査、写真による類例の展示、愛好家間の親睦、情報交換を行うことを目的とする。 ★アメリカにおける男子パンティの着用例 (jaxpantyguy) 毛むくじゃらの大男につき閲覧にはご注意下さい ⇒ クリック ★日本における女子パンティの着用例 (ona-feti) 極小の食い込みパンティにつき閲覧にはご注意下さい ⇒ クリック |